ハゲとの闘い
僕がハゲとの闘いを開始したのは、もう10年ほど前になります。
現在40歳ですので、30歳くらいからと言うことになりますね。
世の中のハゲでいる方々の誰もが同じではないかと思うのですが、「まさか自分が禿げる」だなんて思ってないんですよ。
僕もまさか自分が薄毛の悩みを抱えることになるだなんて、全く思っていませんでした。
どこか他人事でしたし、仮にハゲるとしてもまだまだ先の話だと。お爺ちゃんになってからだと。
しかしです。
なんとなく薄毛に気付き始めたのは、28歳とか29歳くらいでしょうか。
僕は若い頃、常にリーゼントにしていたり、オールバックにしていたりしたんです。特に10代後半から20代前半に掛けては、毎日のようにポマードを使ってリーゼントです。完全に脱色して金髪のリーゼントなんかしちゃってた時代もあります。
若気の至りですが。
20代の後半くらになりますと、じょじょにリーゼントが面倒になって、基本的にはオールバックです。ポマードではなくジェルの整髪料を使ってました。
さらには髪の手入れが面倒な時などは、寝起きのままタオルを頭に巻いて出掛けるなんてことも。
そんなある日です。
なんとなく鏡を見ていましたら、「あれ?デコ広くなってないか?」って気付いちゃったんですよ…。
心配になり、すぐに合わせ鏡で後頭部もチェック。
そうすると、なんとなくではありますが、つむじの周辺も薄くなっている感じが…汗。
マズイ。
これはマズイ。
大事件です。
焦ります。
その後、友人なんかにもストレートに聞いてみます。「俺、髪薄くなってるよね?」と。
友人たちの反応はと言いますと「確かに、言われてみればそうだね…」と言った感じが大半です。これは僕に気を遣っているのか、それとも自分が思っている程薄くなってはいないのか。
確かに、これは後年自覚するわけですが、僕などハゲ界の中ではまだまだ小物レベルです。
ハゲのベテランの方々からすれば、僕がハゲについて語ることすら笑われそうなくらい、僕はまだそこまで達してはいません。
僕の写真を見た方も、「あれ?別にハゲてないじゃん?」と思われた方もいるかもしれませんが…これは、短髪にしてうまく胡麻化しているので、一見わかりづらいんです。
とは言え、近くで見ますと明らかに薄くなっていますし、ふさふさだった頃に比べますと、確実にハゲてます。
まだハゲのドアをノックしたくらいなのかもしれませんが。
しかし、やはりこれから先のことを考えると恐ろしくてたまりません。このままじょじょに薄くなって行き、自分が見るも無残なハゲ頭になることを想像すると…
ハゲに屈する前に、最大限の闘いを挑みたいと。
戦いの火蓋が切って落とされました。
まずはハゲを受け入れる
僕はまず、敵を認めることから始めました。
つまり、ハゲを認めるわけです。
自分の髪が薄くなってきただなんて、はっきり言って認めたくはありません。なかったことにしたいです。できれば気付かずにいたい。
しかし、それではダメなんですよ。
まずは自覚せねばと。
自分は髪が薄いんだと。
そこから闘いが始まるわけです。
かと言って、僕はハゲとの闘いの素人ですし、具体的な戦略があるわけでもありません。
とりあえずは、髪に悪そうな髪型を止めてみることから始めます。整髪料でガチガチに固めていたオールバックを止め、ごく普通の髪型に戻します。そして整髪料は一切使わないことにします。
さらには、シャンプーの際に指で頭皮をマッサージするなんてことも心掛けます。
最初の物理的な闘いはそんなところから始まりました。
そしてもう一つ、心理的な闘いもあります。
まず、周囲にも包み隠さずに自分の髪が薄いことをネタにします。
周囲に気を遣われるくらいだったら、それがネタにできた方が楽しいので。笑
この「開き直り」はとても大事な気がするんですよ。
しかし、開き直ったからと言って、負けを認めたわけではないですよ。これからの闘いを優位に進めて行くためなんです。きっと長い闘いになりますので、気持ちで負けたら終わりですからね。
言ってしまえば、闘いを楽しむようなものです。
ハゲって、隠そうとすればするほど、みっともないじゃないですか。隠そうとすると余計に目立ってしまうと言うか。
バーコードなんてその典型です。
逃げ腰では闘いたくないので。堂々と闘いたいんです。
さらには、覚悟も必要です。闘うと言うことは、どちらかが勝ち、どちらかが負けるんです。
相手の力が勝った時、闘いには敗れることになります。その時の覚悟だけはしておくべきです。
もし敗北したら剃るんだと。スキンヘッドにするんだと。
その選択は、潔く負けを認めて腹を切るようなものです。まさにサムライです。
バイキング小峠とか井手らっきょはサムライなんです。笑
僕も力尽きるまでは闘い、それでも勝てなかった時には、潔く腹を切る覚悟はできています。
闘いの方法
ハゲと闘う手段は、いくつかあると思います。
まず、最も大きく分けますと「発毛や育毛」と「植毛やヅラ」と言う大きな分け方ができるかと。
このうち、ヅラに関しては「見た目だけの勝利」感は強いかと思います。植毛に関しては、「化学兵器を使っての勝利」のような感じかと。これはあくまでも僕個人のイメージですが。笑
どちらも禁じ手と言いますか、本当の勝利とは言えないわけですよ。笑
ですので、僕はこの2つは選択しません。あくまでも本当の勝利にこだわりたいからです。
もちろんヅラや植毛を否定しているわけではありません。それも勝つための手段であることは変わりませんからね。あくまでも僕の場合はそれは選択しない、と言うだけの話ですので。
僕はやっぱり「発毛&育毛」で闘いたいです。自分の毛根を信じてやりたいんですよ。
しかしやはり戦には、援軍と言うものも必要です。
リーブ21みたいな、最強の援軍もありますよね。それは言うならば「傭兵」みたいなもんです。高いお金を払って雇うみたいな。
戦争はお金がかかるんですよ。何かと。
僕はまだ傭兵は雇っていませんし、経済的にそんな余裕はありませんが…もしこの先、何かしら大金が手に入り、それで雇うことになったなら、その際にはちゃんとこのブログで報告させて頂きます。
現在の僕はと言えば、援軍もなく孤軍奮闘中です。
ですがさすがに丸腰では闘えませんので、武器を携えての闘いです。
その武器と言いますのは、かの有名なスカルプDです。あのシャンプーでございます。
スカルプDと言う武器を手に、強大なハゲとの闘いに突入しました。
それが非力な僕が選んだ、ハゲとの闘い方でございます。
この闘いの行方については、以下の記事で紹介していますので、是非見てやってください。笑
そして、僕とハゲの闘いを、あたたかく見守って頂けたらと思います。