三鷹の森ジブリ美術館へのアクセス
僕は東京の三鷹市に住んでいます。最寄駅は三鷹駅で、毎日のように利用しています。
近年三鷹駅では外国人の姿をかなり見掛けるようになりました。この3~4年くらいでしょうか、そう感じるようになったのは。
欧米系もアジア系も、どちらも増えた気がします。
僕の家は三鷹駅の南側にあり、外国人を多く見掛けるのも南側です。
そして三鷹の南には、あの「ジブリ美術館」があるんですよ。
近年多く見掛けるようになった外国人の方々は、おそらくジブリ美術館へと向かうため、三鷹駅を利用しているのではないかと思われます。
そんな外国人の急増に伴い、昼間の時間帯に三鷹駅の南口を歩いていますと、道を聞かれることがあるんですよ。ジブリ美術館はどうやって行くのかと。
三鷹駅からジブリ美術館へは、バスでも行けますし徒歩でも行けます。
どちらも全く難しいルートではありません。バス停は三鷹駅のすぐ目の前です。
僕は英語が喋れるわけではないですけど、外国人に聞かれた際には、身振り手振りを交えてなんとか説明しています。笑
あそこに見えるバス停から、黄色いバスに乗れと。笑
Get a yellow bus from that bus stop!!と。
ほんとはもう一種類のバスでも行けるんですけど、黄色いバスは10分間隔で出ているので、とにかく黄色のバスに乗れと言ってしまうんですよ。笑
PASMOは使えるかって聞かれたこともあるので、「You can use PASMO!!」とも。これは僕も最初わからなかったので、バス停まで行って運転手さんに聞いちゃいました。笑
そんなことがこれまでにも数回ありました。
さらには外国人だけではなく、バリバリの日本人に聞かれたこともあります。
三鷹駅には案内も出ていますし、わかりやすいんですけどね。
それでも案内などを見落とした場合は、ちょっとわかりづらいのかもしれませんね。
ですので今日は、そんな三鷹駅からジブリ美術館への行き方を、バスに乗るパターンと徒歩のパターン、2通りで解説してみたいと思います。
三鷹駅からバスでジブリ美術館へ
では最初に、三鷹駅からもっとも早くジブリ美術館に行くことができる、バスによるアクセスを画像付きで紹介します。
バスは10分間隔で出ていますし、往復のお得な乗車券もあります。バスですと5分ほどでジブリ美術館に到着します。
まず、三鷹駅の大きな改札は一ヶ所です。改札を出て左が南口、右が北口です。
改札を出たら左です。南口に向かいます。
看板にもジブリ美術館への案内が出ています。
駅の構内を出ると、南口はこんな景色です。
この頭上にも、ジブリ美術館は左と言う案内が出ています。
案内通り、左に向かい、すぐ目の前にあるエスカレーターで1階に下ります。
ちなみに、エスカレーターに乗らずに直進し、その先にある階段を下りて行くこともできます。直進すると駅前のロータリーが見えるのですが、前方に停まっている黄色いバスがジブリ行きのバスです。乗り場もそこです。
さらに直進すると、下へと続く階段がありますので、そこからでも行けます。右手にあるのは三鷹駅の喫煙所。ジブリ美術館やその周辺に喫煙所はありませんので、タバコを吸う人はここでニコチンを補給して行く必要があります。笑
喫煙所の説明を挟んでしまいましたが、喫煙所に行く必要のない人は、先ほどのエスカレーターをそのまま下りてしまってOKです。
エスカレーターで1階に下りたら、そのまま直進します。
そうしますと、右手にジブリ美術館行きのバス停が見えます。9番乗り場ですね。
道路を渡り、バス停へ。ここからジブリ美術館行きのバスに乗ることができます。
バス停には乗車券の券売機があります。片道210円ですが、往復で買うと320円になり、お得です。子供は往復160円です。SuikaやPASMOも使えますが、行きも帰りもバスの人は、こちらで往復券を購入することをお勧めします。
案内図もあります。ジブリ美術館は、三鷹駅から4つ目の停留所になります。
このバス停からジブリ美術館に行くバスは2通り。三鷹駅を出て三鷹駅に戻ってくる「ジブリ循環」と、「明星学園前」行きの2種類です。どちらを利用しても行くことができます。循環の方は日中は10分間隔で出ています。
バス停には電光掲示板もあり、次に発車するバスと、その次に発車するバスの案内が表示されています。とにかくこのバス停からバスに乗れば、ジブリ美術館に行くことができます。
こちらが、黄色い大きな「ジブリ循環」のバスです。10分間隔で出てるやつです。
こちらが「明星学園前」行きのバスです。こちらは30分間隔です。
バス停を背にすると、こんな景色が広がっています。緑が茂っている下には、玉川上水が流れています。
バスに揺られ約5分。4つ目の停留所である「三鷹の森ジブリ美術館」で下車します。
バス停の目の前がジブリ美術館です。あっと言う間に到着です。
三鷹駅から徒歩でジブリ美術館へ
ジブリ美術館へは、三鷹駅から徒歩で行くこともできます。のんびり歩いて15~20分くらいでしょうか。
三鷹駅からジブリ美術館のある井の頭公園までは、玉川上水と言う小川が真っ直ぐ流れているんです。それに沿って「風の散歩道」と言う遊歩道があり、そこを歩いて行くルートです。
この「風の散歩道」は、僕も日常的に散歩している道で、緑が多くてとても気持ち良なんです。
道中には意外と色んなものもあって面白いです。
お天気次第かとは思いますが、歩くのが苦ではない人には、ぜひ徒歩で行くコースをお勧めします。
では、そんな徒歩ルートも、画像付きで紹介して行きたいと思います。
まず、三鷹駅のジブリ美術館行きバス停を背にしますと、井の頭公園方面に整備された遊歩道が延びています。これが「風の散歩道」です。
「風の散歩道」は、緑がとても気持ち良い散歩道です。(撮影は5月です)
緑の中には玉川上水が流れています。玉川上水は、太宰治が入水自殺をしたことでも有名な川です。現在はとても小さな川です。
桜の木も多く、春には桜を楽しみながら歩くこともできます。
途中、太宰治に因んだものもあったりします。三鷹は太宰治とは所縁の深い場所です。
トトロがいるジブリ美術館への案内も。
緑に癒されながら、散歩道を進みます。
ここが、三鷹駅と井の頭公園のちょうど中間地点くらいにある「むらさき橋」です。ここを渡って直進します。
むらさき橋から玉川上水を見下ろすと、亀がいることが多いです。日によっては、かなりたくさんの亀が甲羅干しをしていることも。笑
むらさき橋から少し歩くと、右側に開けた場所があります。
こちらは「山本有三記念館」です。「路傍の石」などで知られる小説家、山本有三が実際に暮らしていた家が、記念館になっています。入館料は300円です。休館日は月曜日(祝日の場合は開館)です。2017年6月1日~2018年3月下旬までは、工事のため長期休館となっています。
建物の裏側には、有三記念公園があり、こちらには無料で入ることができます。
公園から見た記念館も素敵です。
山本有三記念館前には、バスも停まります。バス停にもトトロがいますね。
風の散歩道沿いには、お洒落なお店も並んでいたり。こちらは有三記念館のお隣にある「エサンス」と言うフレンチのお店です。テレビなどでも取り上げられたお店みたいです。僕は入ったことがありませんが…。
散歩道をもう少し歩くと、井の頭公園に突き当たります。
T字路にぶつかったら右折です。この交差点には「萬助橋」と言う橋が掛かっています。ここを左折すると吉祥寺駅方面です。
交差点を右折したら、井の頭公園内にも遊歩道がありますので、そちらを進みます。
無事到着です!のんびり歩いて15~20分くらいでしょうか。早足なら10~15分だと思います。
ジブリ美術館からの帰り道
ジブリ美術館からは、三鷹行きのバスが出ています。美術館の目の前がバス停です。降車場と乗車場は同じです。
バスは10分間隔で出ていますので、そんなに待つこともなく乗れます。行きよりは少し時間は掛かりますが、10分ほどで三鷹駅に到着するかと思います。
もちろん三鷹駅には徒歩で戻ることもできますし、さらにはここからですと、吉祥寺駅にも行くことができるんです。
ジブリ美術館って、地図で見るとちょうど三鷹駅と吉祥寺駅の中間くらいなんですよね。
ジブリ美術館を楽しんだ後は、のんびりと井の頭公園をお散歩して、吉祥寺駅に向かう、なんてルートもありだと思います。
食事とかお酒とかを楽しむのでしたら、三鷹駅周辺よりは、吉祥寺駅周辺の方が圧倒的にお店の数は多いので。
そんなルートも検討してみてはいかがでしょうか。
以上、今日は三鷹駅からジブリ美術館までのアクセスをまとめてみたのですが、僕は個人的には徒歩で行くのが好きです。時間がなかったり、歩くのが困難な場合などは別として、そうでなければ是非徒歩コースをお勧めします。
歩くのが嫌いな人は、間違いなくバスが楽ですけれど。笑
この記事が、ジブリ美術館に行く人の、何かしらの参考になれば嬉しいです。
また、僕は外国語は全くできないのですが、翻訳ツールを駆使して、英語版も作ってみました。
きっと間違いだらけのひどい英語だとは思うのですが…外国人の方が見てくれたらうれしいですね。笑