突然パソコンの画面が青くなる
パソコンの画面が青くなり、白い英字の羅列が現れる状態。いわゆる「ブルースクリーン」と言うやつです。
恐ろしいやつですよ。
僕は昨年末に、このブルースクリーンをナメてかかったがために、痛い目に遭いました。
判断を誤った自分が悪いんですけどね。
結果的にPCを買い換え、データ救出のため数日を要すると言う地獄を見ました。
まず、僕が初めてこのブルースクリーンと対面したのも昨年になります。
もともと自宅で使っていたのはAcer(エイサー)のものでして、もう9年ほど使っていました。僕が初めて自宅用に購入したパソコンで、デスクトップ型です。
パソコンの平均寿命は、5年だとか、3~4年だとか言われていますので、それを考えるとかなり長い寿命だったかとは思います。
長年使い続け、多少の不便はありつつも、特に問題なく使っておりました。
そんなある日、突然ブルースクリーンが出たんですよ。
ビビりますね、あれは。
画面が青くなり、白い文字が出てきてフリーズしてしまうんです。
もうどうにもならずに、強制的に電源ボタンを長押しして終了。
そして再起動すると、「Windowsが正常に終了しませんでしたので~」と言う文字が出て、その後には選択肢が提示されます。
「Windowsを通常起動する」のか「セーフモードで起動する」のか。
僕はこれまでセーフモードなるものを使ったことがなかったので、おそるおそる「Windowsを通常起動する」を選択すると…
なんと、今まで通り普通に起動し、問題なく使えちゃうじゃないですか。
ですので特に気にせずに、また毎日のように使い続けていますと…
一週間後くらいに、またもやブルースクリーン降臨。
で、前回と同じように「強制的に電源を落とし、再起動」と言う対処法で回復。
しかし、またもや数日後にブルースクリーン降臨。
気が付けばその頻度はますます高くなり、毎日のようにこの作業を繰り返すようになったんです。
とは言え、パソコン自体は使えてしまっていたので、そのままスルーしていました。
ところがそれからまた数日経ちますと、それがもう一日に何度も起こるようになってしまい、何かと作業に支障が出始めてしまったため、ついに長年使ったAcerのPCとさよならすることにしました。
ちょうど会社で使っていないDELLのデスクトップPCが一台ありましたので、それを自宅に持って来て、無事にデータも引っ越し。
不要になったパソコンは、こちらのサイトの100円買取で引き取ってもらいました。壊れていても100円で引き取ってくれます。
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初めて自宅のパソコンを入れ替えると言う作業も、特に問題なく乗り越え、新しいパートナーとなったDELLを使い、毎日のようにブログを書いたりしていました。
ところが…
ブルースクリーンの解決法を誤る
元々中古だったDELLのPC。
使い初めて半年ほど経った、昨年の年末に悲劇は起きました。
大晦日も差し迫った師走の忙しい時期に、いつも通りPCを使って作業をしていましたら、突然ブルースクリーンが降臨しやがったんです。
マジか!とは思ったのですが、以前のAcerでも経験済みでしたので、その時と同じように「強制的に電源を落とし、再起動」と言う解決法を迷わずにとったんです。
しかし。
あれ?
再起動しないんですよ…。
「通常起動」か「セーフモードか」の選択画面までは出るのですが、そこから先に進まずに、またブルースクリーンになってしまうんです。
かなり焦りながらも同じ作業を10回ほど繰り返し、ようやく見慣れたWindowsの画面が起動。
これで一安心と思いきや…またすぐにブルースクリーンです。しかも、英字とかも出ずに完全に真っ青な見たことないやつが現れたり。笑
これはヤバい。
ダメかもしれない。
かなり焦ります。
僕はデータのバックアップと言うのは、そこそこしてありはしたのですが、完全ではありませんでした。
バックアップをとっていないものもけっこう残っています。
そいつらを救出せねば!助け出さねば!と。
そこから地獄が始まりました。
「強制電源落とし→再起動→ブルースクリーン」の流れをひたすら繰り返しますと、10~15回くらいに1回は、なんとか起動するんです。すぐに落ちちゃうんですけどね。
その一瞬の間に、データの救出をします。
すぐにブルースクリーンになったり、電源がバチっと落ちてしまいましたので、ほんの少しずつしか救出ができません。
結局この後…
全てのデータを救い出すのに、丸三日ほど掛かりました。
幸いノートPCも一台持っていましたので、そちらで作業することもできましたので、なんとか乗り切れたんですけどね。
新しいPCも急いで注文しました。思わぬ出費になってしまいましたが。
地獄のような日々でした。
バックアップの必要性を再認識
今回の一件で、ブルースクリーンの恐ろしさを知るとともに、バックアップの大切さを改めて認識しました。
僕の場合、最初のAcerのPCの時に、ブルースクリーンが出てもしばらくなんとかなっていましたので、ちょっと舐めてたんですよね。
二度目のDELLの時は、ブルースクリーンが一回出て、その後もうダメになってしまったので。一発KOです。
やはりブルースクリーンが出たら、もうそのPCは換え時なんだぞ、と言うサインみたいですね。
肝に銘じました。
それに加え、バックアップは常にしておかねばいかんな~と。
以前から僕は、以下の三つの方法でバックアップを取っています。
1.OneDrive
一つはMicrosoftのオンラインストレージサービスである「OneDrive」です。ネット環境があれば誰でも使えます。
ただし、こちらのサービスは5GBまでは無料なんですけど、それ以上だと有料です。
ケチくさい僕は、無料の容量ぎりぎりまで保存して、それ以上は別の方法を取っているんですけどね。笑
2.Google Drive
二つ目はGoogleのオンラインストレージサービスである「Google Drive」です。こちらネット環境があれば誰でも使うことができます。
OneDriveと同じく制限があり、無料で使えるのは15GBまでです。
ケチ臭い僕は、こちらも無料の範囲内での使用です。笑
3.ポータブルHDD
三つ目は、ポータブルHDD(ハードディスク)です。外付けのHDDです。僕が使ってるのはこれで、容量はなんと2TBです。
ブルースクリーン騒動で、今回一番役に立ったのはこいつでした。
何よりも容量がでかい!
OneDriveもGoogle Driveも便利なんですけど、僕がケチ臭くて無料の容量でしか使っていないので、既にパンパンに入っちゃってるんですよ。なのでデータを急いで救出しなければいかんのに、いっぱいで入れることができなかったんです…汗。
ですので必然的に、大容量のポータブルHDDに入れることになりました。
持ち運びもできるサイズですので、他のPCに移したりも簡単にできます。
ちょっと前までは、ポータブルHDDもけっこう値段が高かったんですけどね。最近はだいぶ安く購入できるようになってます。2TBで1万円くらいで買えますね。
こちらはBUFFALOの2TBです。
2TBもあったら、容量とか気にせずにガンガン保存できちゃえます。
おすすめです。
ただ、家が火事になって、パソコンもポータブルHDDも燃えてしまったら終わりですけどね…笑。
理想はポータブルHDDのような外付けのものでのバックアップと、さらにはネット上のオンラインストレージサービス、両方ともに同じものをバックアップとして保存しておけば、完璧なんだろうな~と。
OneDriveの有料版…契約しようかな、とこの記事を書きながら思い始めました。笑
(記事トップ画像出典:citrras.com)