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本屋大賞3位の作品を一覧にしてみました。


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本屋大賞のノミネート作品

2004年から始まった、書店員さんたちの投票により選ばれる「本屋大賞」。

前年に発売された作品の中から、まずは一次投票の末に、10のノミネート作品が発表されます。そして二次投票にて、ノミネート作品の中から大賞が選出されるというシステムです。

選考するのが専門の選考委員ではなく、全国の書店員さんというのが、この賞の最大の特徴です。

書店員だからといって、全員が本好きなのかというと、もしかしたら必ずしもそういうわけではないかもしれないですけどね。笑

僕は本屋さんで働いたことがないので実情はわかりませんけれど、きっと書店員さんの多くは、本が大好きで、めっちゃ読書してて、めっちゃ詳しいのではないかと。そういうイメージですね。

そんな書店員さんたちが選んだ本というのは、本好きな僕としては、当然の如くとっても興味が湧きます。

毎年選ばれる大賞作品はもちろんですけれど、ノミネートされる10作品にも、かなり心惹かれるものがあります。

正確な数字というのはわからなかったのですが、どうやら毎年発売される新刊の点数は約7万点ほどで、そのうち文芸書(小説)は3千点くらいみたいです。

つまり本屋大賞にノミネートされている10作品は、約3000作品の中から選ばれたものになるわけです。それだけでもかなり狭き門をくぐり抜けた精鋭たちってことです。

そんなふうに考えますと、毎年のノミネート作品たち全員にも、自然と興味が湧いてきます。

 

1位と2位を制覇したら

僕はこれまで、歴代の本屋大賞受賞作を、文庫になったものに関してではありますが、全て制覇しました。受賞作だと意識せずに読んでしまったものもあれば、敢えて探して読んだものもあります。

受賞作のわかりやすい一覧が欲しくて、セルフでこんなリストも作りました。

一位作品を制覇してみて、「めっちゃ面白かった」、「そこそこ面白かった」と、その個人的な感想に多少の差異こそはありますが、基本的にはどれも「面白かった」ことは間違いないです。僕ごときが偉そうに言えることではありませんが、めっちゃレベル高いな~と。

そして一位を制覇した後には、自然と二位作品にも興味が湧いてしまい、片っ端から読み漁ることに。一位と同様に、二位の一覧も作りました。

ここまできたら、もう自然な流れで「ノミネート作品を全制覇」したくなるものです。

本屋大賞は、書店員さんたちの投票により、ノミネート作品に1位から10位までの順位がつけられます。当たり前のことではありますが、10位の作品にも票が入っているということは、その10位作品を「一番面白かった」と感じた書店員さんがいるってことですよね。

本の感想というのは人それぞれですので、必ずしも「1位の方が10位より面白い」というわけでもないはずです。

というわけで、僕は歴代のノミネート作品を全て読破することにしました。

ここまで1位と2位を制覇しているので、続いては3位です。

既に本屋大賞とか関係なく読んでしまっている作品もいくつかありましたが、改めてリストを作成してみることに。

3位の一覧という、少々ヘンテコなリストではありますが、参考にしてくださる方がいましたら幸いです。

 

本屋大賞の受賞作品一覧(3位のみ)

2021年

『犬がいた季節』(伊吹有喜)

 

2020年

『線は、僕を描く』(砥上裕將)

 

2019年

『ベルリンは晴れているか』(深緑野分)

 

2018年

『屍人荘の殺人』(今村昌弘)

 

2017年

『罪の声』(塩田武士)

 

2016年

『世界の果てのこどもたち』(中脇初枝)

 

2015年

『ハケンアニメ!』(辻村深月)

 

2014年

『島はぼくらと』(辻村深月)

 

2013年

『楽園のカンヴァス』(原田マハ)

 

2012年

『ピエタ』(大島真寿美)

 

2011年

『ペンギン・ハイウェイ』(森見登美彦)

 

2010年

『横道世之介』(吉田修一)

 

2009年

『ジョーカー・ゲーム』(柳広司)

 

2008年

『有頂天家族』(森見登美彦)

 

2007年

『風が強く吹いている』(三浦しをん)

 

2006年

『死神の精度』(伊坂幸太郎)

 

2005年

『家守綺譚』(梨木香歩)

 

2004年

『アヒルと鴨のコインロッカー』(伊坂幸太郎)

 

以上、本屋大賞3位の一覧を作成してみました。

既に読んだものも何冊かあるのですが、どれも面白いものばかりでしたので、全制覇が楽しみです。

3位を制覇しましたら4位、4位を制覇しましたら5位と、じょじょにノミネート作品を読破していこうと思います。

 

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