となりのトトロの続編を知っていますか?
「となりのトトロ」に続編があるのをご存じでしょうか?
これ、意外と知られてないんじゃないかな~と思うんです。僕の友人たちにも聞いてみたところ、見たことある人はゼロ。存在については、なんとなく知っている人と、全く知らない人が半々くらいでした。
「となりのトトロ」は、日本人のほとんどが一度は観ているのでは?と言うくらい有名なアニメ映画です。
しかしながら、続編を見たことがある人、その存在を知っている人の数は、著しく少なくなるのではないかと。
と言いますのも、この続編は全国の映画館で公開されたわけでもなく、ブルーレイやDVDになっているわけでもなく、テレビで放映されたわけでもないからです。
ある場所に行かないと見れないものなんですよ。
続編のタイトルは「めいとこねこバス」。
(画像出典:www.ghibli-museum.jp)
「続編」と言う呼び方が正しいのかどうかはなんとも言えませんが、「となりのトトロ」の登場人物に再び会うことができる映画です。「となりのトトロの、その後の一場面が描かれた映画」ですね。
タイトルからもわかる通り、主役はメイちゃんです。あのメイちゃんですよ、妹の。
そして、ねこバスではなく「こねこバス」なるものが登場するんです。笑
上映時間は約14分の短い映画です。
原作・脚本・監督は宮崎駿、音楽は久石譲です。となりのトトロと一緒です。
メイちゃんの声優さんも、トトロと同じ坂本千夏さんです。
これはもう、観れるものなら是非とも観てみたい映画ですよね。
少なくとも僕は、めちゃめちゃ興味があります。どんな内容なのかも気になりますし、今まで観たことがないめいちゃんの姿も観れるわけですからね。
すごく観たいです。笑
「めいとこねこバス」はどこで見れる?
となりのトトロの続編である「めいとこねこバス」。
先ほど、この映画は全国の映画館で公開されたわけでもなく、ブルーレイやDVDになっているわけでもなく、テレビで放映されたわけでもないと書きました。
では一体どこで観られるのか?
それは、東京の三鷹にある「三鷹の森ジブリ美術館」です。
ジブリ美術館の中には映画館があり、そこで上映されているんです。と言いますか、そこでしか上映されていないんです。
さらには、ジブリ美実館に行けば必ず「めいとこねこバス」が観れるかと言いますと、そう言うわけでもないんですよ。
さらにもう一つハードルが。笑
ジブリ美術館で上映されている映画は全部で9本(2017年8月現在)あり、約一ヶ月毎に入れ替わります。ですので単純計算ですと、「めいとこねこバス」が観れるのは9ヵ月に一回と言うことにはなりますが、どうやら「めいとこねこバス」は上映頻度が多めになっているようなので、もう少しインターバルは短いようです。
ただし、一度上映されると、その後数ヵ月は別の映画が上映される期間になりますので、1年単位で考えますと、やはり観れない月の方が圧倒的に多いことにはなります。
では、いつ「めいとこねこバス」が上映されているのか?
それはジブリ美術館の公式サイトで情報が公開されています。
こちらです。
http://www.ghibli-museum.jp/welcome/cinema/
翌月、もしくは翌々月までの情報しか公開されていませんが、「めいとこねこバス」を観たい場合には、この上映スケジュールをチェックしてからチケットを入手すれば、観ることが可能です。
「めいとこねこバス」をどうしても観たい人は、この上映スケジュールのチェックは必須です。
上映されている期間のチケットさえ入手してしまえば、映画は一日に何度も繰り返し上映されていますので、ほぼ間違いなく観れます。
初めての「めいとこねこバス」
ここまで書いておいて今さらですが…
僕はまさにジブリ美術館のある三鷹市に住んでいるんです。
そして、三鷹市民には、なんと「ジブリ美術館に優先的に入れる」と言うとってもお得な特典があるんですよ。笑
市民枠的なものでして、その枠に余りがある限りは、当日いきなりでも行けちゃうと言う、素晴らしい仕組みなんです。笑
こちらが残券などを確認できるHPです。
http://kanko.mitaka.ne.jp/ghibli/
三鷹市の他に、武蔵野市、小金井市、西東京市も含まれています。これらの市に在住、在学、在勤でしたら、その恩恵に預かることができます。笑
僕もこの市民枠を利用して、これまでに5回ほどジブリ美術館に遊びに行きました。いずれも当日いきなりのパターンです。
しかしながら、いつもそんな当日いきなりの無計画で行くものですから、映画の上映スケジュールなどチェックしないんですよね。
その結果、「めいとこねこバス」にはなかなか巡り合うことができないんですよ。
さらには、「星をかった日」と言う映画に3回連続で遭遇すると言う事態も。どう言うわけか、たまたま行くと「星をかった日」が上映されてるんですよね。笑
「星をかった日」も素敵な映画で好きなんですけど、そろそろ違う映画も観たいな~と。笑
そのような事態を経て、ついに嫁と相談したわけです。「そろそろ、めいとこねこバス観たいよね?」って。笑
そして5月のとある休日。初めて何気なく上映スケジュールをチャックしたところ、なんと「めいとこねこバス」がまさに今上映されていて、その日が最終日ではないですか。
焦ります。
急いで三鷹市民枠の残券をチェックしたところ、まだ少し残っている様子。
三鷹駅のすぐ近くにある観光案内所に走ります。チケットがそちらで入手できるので。そうしましたところ、なんと残券はあと二枚!ギリギリセーフです。
めいとこねこバスの最終日に、市民チケット最後の二枚。
これはラッキーでした。
そして、ジブリ美術館に向かい、念願の「めいとこねこバス」をついに観ることができました!
ネタバレになりますので、具体的な内容はここでは書きませんが、なかなかぶっ飛んだ内容です。笑
そして、可愛いです。色々と可愛いです。笑
メイちゃんはもちろん、色んなねこバスが出てきますし、トトロも出てきます。
(画像出典:3.bp.blogspot.com)
笑いどころも多くて、上映中も所々で皆さんの笑い声が聞こえます。笑
またメイちゃんに会えるとは、トトロにも会えるとは、嬉しいです。
僕は40過ぎのおっさんではありますが、純粋に「めいとこねこバス」を楽しませて頂きました。
観れて良かった!!!
ジブリ美術館でしか見れない映画
先ほども少し触れましたが、ジブリ美術館では全部で9本(2017年8月現在)の映画がローテーションで上映されています。
いずれも15分前後の短編映画です。
「めいとこねこバス」もその9本の中の一つです。
トトロの続編と言うことで、やっぱり「めいとこねこバス」が一番人気かとは思うのですが、他の映画もジブリ美術館でした観ることができない、ジブリのオリジナルアニメです。
これは貴重です。
そして、当然ながら全部観てみたくなりますよね。
僕は先日「めいとこねこバス」を観たのですが、その他には2作品観たことがあります。
一つは「星をかった日」です。
(画像出典:www.ghibli-museum.jp)
よっぽど縁があるのか、僕は過去3回のジブリ美術館訪問時、この「星をかった日」が上映されていました。笑
ですので必然的に3回観ています。
あと一つは「コロの大さんぽ」です。
(画像出典:www.ghibli-museum.jp)
こちらは一度だけ観ています。
この二作品とも、とても良かったです。「星をかった日」は少し大人向き、「コロの大さんぽ」は少し子供向きな作品でしたが、どちらも楽ませて頂きました!
二作品とも良かったが故に、残りの映画も気になっちゃうんですよね、面白くないわけないだろうと。
現時点では、全9本のうちで僕が観たのはたったの3本。
あと6回行かねば。
せっかくなので、他の6作品も紹介しておきます。どれも僕はまだ観たことがない映画たちです。
「ちゅうずもう」
(画像出典:www.ghibli-museum.jp)
「水グモもんもん」
(画像出典:www.ghibli-museum.jp)
「やどさがし」
(画像出典:www.ghibli-museum.jp)
「くじらとり」
(画像出典:www.ghibli-museum.jp)
「パン種とタマゴ姫」
(画像出典:www.ghibli-museum.jp)
「たからさがし」
(画像出典:www.ghibli-museum.jp)
各映画のあらすじなどは、こちらのジブリ美術館公式サイトで紹介されていますので、そちらをご覧ください。
http://www.ghibli-museum.jp/welcome/cinema/
きっとどれも面白いんだろうな~。
全部制覇しましたら、その時は改めて、またこのブログで紹介させて頂きます。
(記事トップ画像出典:blogs.c.yimg.jp)