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メルカリで文庫本4冊をクリックポストで一回で送る方法

メルカリで文庫本をクリックポストでまとめて発送する方法

メルカリで文庫本を出品

僕は読書が大好きでして、読書量もかなり多い方ではないかと思います。

気になった本はジャンルを問わず、何でも読みます。雑食です。

それなりの数を読みますので、やはり毎月の本代はなるべく節約したいところ。そうなると、書店で新刊の購入というのはできるだけ少なくし、基本的にはブックオフなどで古本を買い漁るというスタイルになります。

電子書籍に挑戦したこともあるのですが、どうもしっくりこず、紙から抜けられませんでしたので、やはり古本がベストです。

そんな感じですので、気が付けば我が家の僕の部屋は、あっと言う間に本だらけになっていきます。

これまではある程度本が蓄積されると、重たい紙袋を抱きかかえ、最寄のブックオフに持ち込んでおりました。

ブックオフではそれらをまとめて買い取ってくださるので、はっきり言って楽です。読み終えたままの状態で、まとめて持って行くだけですからね。

しかし、買取金額の方は、びっくりするくらい安いです。僕の場合はほどんどが文庫なのですが、一冊10円とかが基本ですので、何十冊と持ち込んでも、たいした額にはならないんです。

本当はメルカリとかで売れば、もう少し高くは売れるんだけどな、とは以前から思ってはいました。メルカリで売却済みの文庫本を見ますと、だいたいの売値がわかりますからね。

しかし、メルカリで売るには色んな手間も掛かりますし、果たしてその手間と時間に見合っただけの利益が得られるのか?と考えますと、どうもそうとも思えずに、結局ブックオフに持ち込むという選択をしていたんです。

楽だけど安くしか売れないブックオフ。

手間は掛かるけれど、高く売れるメルカリ。

この二つの選択肢から、僕はブックオフを選んでいたわけです。

そんな中、2020年春。新型コロナウィルスにより、外出自粛が強く求められるという、そんな生活へとじょじょじょに変わっていきました。緊急事態宣言も発動されましたし、自宅にいる時間がほとんどの毎日になりました。

ですので僕はこの機会を利用して、今まで手間を恐れてできなかった、本のメルカリ出品というのを、試しにやってみることにしました。

 

文庫本出品の準備

メルカリに文庫本を出品しようと思い立ってはみたものの、実際にそれを開始するとなると、出品前にやらなきゃいいかんことが色々とあります。

本の写真を撮ったり、文章を考えたり、やっぱり面倒なので、一度は挫折しかけますが…そこはなんとか踏みとどまりました。

で、以下の順番で作業に取り掛かることに。

①本の掃除

まず、文庫本たちを綺麗に拭きます。綺麗に保管はしているつもりなのですが、やはり埃やらもついていますし、元々の汚れなどもありますので、それらをティッシュで拭いていきます。

やっかいなのは、値札のテープ跡ですね。僕は本を購入した直後に、値札があればそれを剥がして、セロテープを使って綺麗にしておくのですが、それでもやはり汚れが残っている場合もあります。そういうのをひっくるめ、全部綺麗にお掃除です。

 

②配送方法を調べる

次に、文庫本をできるだけ安く送ることができる方法を調べます。

そうしますと、以下の3つが便利なようです。(2020年5月現在)

  • ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット…【175円】
  • らくらくメルカリ便ネコポス…【195円】
  • クリックポスト…【198円】

3つとも料金は全国一律で、どれもA4サイズ重さ1kgまで、厚さ3cmまで送れます。普通郵便で送るよりも、断然安いです。

それぞれのサービスで、出せる場所が決まっていますので、それも書き出してみます。

  • ゆうゆうメルカリ便ゆうパケット…郵便局orローソン
  • らくらくメルカリ便ネコポス…ヤマト営業所orセブンイレブンorファミリーマート
  • クリックポスト…ポスト投函or郵便局

こんな感じです。この中で僕は、料金は一番高いですけれど、ポスト投函ができる「クリックポスト」を選ぶことにしました。クリックポストはプリンターが必須ですが、自宅で宛先を印字して封筒に貼り、そのままポスト投函ができるんです。で、僕の自宅のすぐ近くには、郵便ポストがありますので、これが一番便利です。

ゆうパケットとネコポスは、それぞれのコンビニなど、端末の操作が必要になるので、ちと面倒なんですよね。笑

文庫本が大量にありますので、おそらく何度となく送ることになるので、料金は多少高めでも、楽な方が断然いいです。

 

③出品の組み合わせを決める

次に、出品する本の組み合わせを決めます。

一冊ずつの出品というのもなくはないですけど、できるだけセットにしてまとめて送ってしまった方が、送料の節約にもなりますし、送る手間も少なくなります。

もちろん一冊のみでそれなりに高く売れそうなものは、そのまま一冊での出品にしますが、それ以外の本たちをどのようなセットにして送るのか、そういう組み合わせを決めます。

先ほど書いた3つのサービスは、どれもA4サイズまで送れるのですが、A4サイズというのは、文庫本を平らに並べて4冊送れるサイズなんです。さらに厚さが3cmまでなら大丈夫なので、薄い文庫なら重ねることも可能です。あとは重さが1kg超えないように注意しないといけません。

それらを考慮しつつ、僕は例えば「芥川賞4冊セット」とか「直木賞5冊セット」とかをどんどん作ってしまいます。あとは、作家ごとのセットとかもです。

 

④写真撮影

次に、先ほどセットにしたものを、それぞれ撮影して行きます。

最初は裏面なども撮影してたのですが、面倒臭くなって、表だけにしました。

 

⑤出品の文言作成

続いて、出品の際の文章の、定型文を作ってしまいます。

単品用とか、全巻セットとか、作家セットとか、何パターンか作ってしまえば、あとはそこに当てはめていくだけです。

状態の記載に関しては、ABCと三段階の自己評価を付けることにしました。

 

以上、ここまで準備してようやく出品です。

量が多いとなかなか大変です。

 

文庫本4冊の梱包

出品準備が整いましたら、僕は片っ端から出品しまくりました。

発送方法はクリックポストに設定し、送料込みでの出品です。お値段は過去の他の方の売却済み価格を参考にして付けました。

出品してすぐにセットものが一つ売れ、その後も面白いようにどんどん売れていきます。パニックになるくらい、止まりませんでした。

おそらくコロナで外出自粛というタイミングもプラスに働いたのだとは思うのですが、それでもびっくりするくらい売れました。

そして、売れたのはいいんですけど、クリックポストをまだその時点で一度も使ったことがなかったので、不安は残ります。

さっそく実践してみるしかありません。

まず、荷造りから。

僕は不器用な方なので、荷造りとかがあまり上手くありません。で、うちは嫁さんがコロナでパートがずっと休みで暇をしていまして、さらには嫁の方がそういうの得意なので、丸投げすることにしました。

嫁が配送担当、僕がそれ以外、といった感じに役割分担です。

例えば以下の4冊を送る場合を、画像付きで解説していきます。

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まず、用意するものは、A4サイズの封筒、B4サイズのクリアポケット(ビニールの袋状のもの)、薄手の段ボールです。あと、ハサミとセロテープも。

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次に段ボールを、文庫本4冊を平らに並べた大きさ(A4サイズな感じ)に切ります。段ボールは厚いものですと、本と重ねた際に3cmを超える可能性もありますし、重さにも影響しますので、できるだけ薄めのものがベターです。

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続いて、クリアポケットに、まず切った段ボールを台紙として入れ、そこに文庫本を4冊詰めていきます。

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で、クリアポケットの余った部分をセロテープで留めて、ビニールの中で本が動かないように固定します。

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テープをしっかり留め、袋詰めが完了しますと、こんなふうに手で持ち上げても大丈夫です。

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これだけがっちり留めておけば、配送中も安心です。もし本の厚さにかなり差があるものをセットにする場合には、段ボールや紙を薄い方の本に重ねたりして、固定させた方がいいかと思います。

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A4の封筒に入れ、しっかりとテープで留めれば出来上がりです。

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出来上がったら念のため、厚さ3cm、重さ1kgを超えていないか確認してください。

段ボールがなくてもある程度固定することは可能かと思いますが、あった方が安定感は間違いなくUPします。ですので重さや厚さをはかる際には、段ボールと封筒の分も考慮した方が確実です。

上のやり方で、厚さ3cm重さ1kgに収まるのでしたら、4冊といわず、5冊、6冊もいけます。僕は薄めの文庫を最大で7冊まとめちゃいました。

 

クリックポストのやり方

荷造りが終わりましたら、続いては送り状の発行です。

メルカリ便ですと、送り状をコンビニなどで発行する必要がありますが、クリックポストは自宅でプリンターさえあれば、出せちゃうんです。

まず、クリックポストに登録が必要です。

郵送料はクレジットカードで支払う形で、Yahoo!ウォレット、もしくはAmazon Payでの支払いになります。よってYahooかAmazonのIDがあれば、そちらで利用することが可能です。

僕はAmazon Payで支払うことにしましたので、Amazonアカウントで登録しました。

登録が完了したら、あとはもうめっちゃ簡単です。

クリックポストにログインして、左上の「1件申込」に入り、メルカリに表示されている相手方の住所と内容品を入力するだけ。

そして確認画面を経て、Amazon Payでの支払いを了承し、送り状を「印字」すればOKです。

僕はこの「印字」が最初反応せず焦ったのですが、どうやら「ポップアップ画面の表示が許可」されていなかったようで、そちらを許可したら使えるようになりました。

僕と同じような状態になった際には、こちらに詳しい解決法が載ってます。

ちなみにクリックポストは、支払いを完了してしまうと、後から宛名の修正など一切できません。間違えた場合、手書きで書き直すこともNGみたいです。なので宛て先の確認画面では、ちゃんと見返すことをお勧めします。

宛先を印字してプリントアウトしたものが、こちらです。

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これをチョキチョキと切り取って、余りの部分はメモ用紙に。

先ほどの封筒に貼り付け、完成です。

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あとはこれをポストに投函(右側の大型郵便の方)するだけです。もしくは、郵便局の窓口でももちろん受け付けてくれます。

クリックポストは追跡番号がついていますので、投函が完了したら、メルカリの画面で追跡番号もお相手に送ってあげましょう。

以上、こんな感じでクリックポストを利用し、メルカリで文庫本をまとめて送る方法を記事にしてみました。

僕は文庫本の出品を始めてから、今日までの約2週間現在で、だいたい150冊、計40出品分が既に売れています。売り上げはそれだけで3万円(メルカリの手数料を引いて)ほどです。

40回クリックポストを利用し発送していることになりますので、だいたい送料で8,000円かかってますので、純粋な利益は2万2千円くらいですね。

出品したり梱包したりと、それなりに手間は掛かりますが、ブックオフに買い取ってもらうよりは、はるかに大きなお小遣い稼ぎにはなるかと思います。

売りたい文庫本を大量に抱え、尚且つお時間のある方は、是非やってみてください。

 

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